湯川型ポテンシャルは素粒子以外でも出てくる

独立電子近似を越えての続き、遮蔽から。最後まで終わるのにはまだまだ時間がかかりそう。がんばりましょう

電磁気のD=\epsilon Eとの関連

Eは「本物」、つまり物理量。Dは「実効」、物理量ではない。しかし、Dで扱うと連続性が見やすかったりといいところがある。
これとの対比が\psi^{\text ext}(r)=\int \epsilon (r-r^')\psi (r^')dr.

遮蔽の効果

電子ガス中に正電荷が一様に分布⇒負電荷が引き付けられる⇒正電荷の場が弱められる。
半古典理論が適用でき、波動関数の大きさが小さい、(その他さまざまな仮定があるが)そのときQ/rQ\exp(-k_0r)/rとなる。長距離力が指数関数で抑えられる。このやり方がトーマスフェルミ法。また量子力学的に1次の摂動を扱っても同じように計算できる。これが乱雑位相近似(リンドハルド法)と呼ぶらしい。このときの結果は1/r^3\cos(2k_Fr)となる。(遮蔽が強すぎるのか、湯川型が近似に過ぎないかは今のところ不明)

Fermi液体論

場の量子論を使って解くのだが、今のレベルを超越している。説明文を読んでもピンとこない。
準粒子などの概念があることをしっておけばよいのだろうか?